田川郡での人気エリアの一つは「香春町」で坪単価相場は4万7471円/坪(2025年)です。山にかこまれた自然いっぱいの地域で、自然・歴史・寺社・公園などの魅力を愉しめます。
「川崎町」の坪単価相場は3万6231円/坪(2025年)です。町の北部にはスーパーなどの生活に欠かせない商業施設が並び、南部は田んぼや果樹園など農地が広がり、農業が盛んな地域です。
「糸田町」の坪単価相場は3万9338円/坪(2025年)です。豊かな自然と水資源を抱えており、稲作、イチゴ、ミニトマト、花き栽培などが盛んです。

大手ハウスメーカーと工務店の違いは大きく分類すると、ハウスメーカーは全国展開していて対応エリアが広い点と、設備や仕様、規格が統一化されているので工事期間が短くスムーズに進み、商品やサービスも一定の品質が保たれているため安心感も高い点です。
工務店は地域密着型で、会社によって得意な工法やデザインは異なりますが、間取りやデザインの自由度が高いという点、担当がずっと変わらないので安心と信頼がある点や、お客の要望に対して柔軟に対応してもらいやすいといった点が魅力です。またお客様のご家族構成にあった住まい・暮らし方を伺い、土地物件の環境状や条件を考慮し１件１件丁寧に完成までお家づくりを進める会社が多いです。

田川郡には現在、住宅総合展示場はありません。各工務店の単独展示場がいくつかあります。

田川郡は福岡県南東部に位置し、香春町・添田町・糸田町・川崎町・大任町・赤村・福智町の7町から成る、人口約6.7万人の郡です。高層建物は少なく、住宅や商店が点在するのどかな田園風景が広がります。
香春町は香春岳や貫山に囲まれ、野生のニホンザルやイノシシが生息する自然豊かな地域です。香春岳は石灰岩で形成され、五木寛之の小説『青春の門』にも登場します。町内にはJR日田彦山線の香春駅と採銅所駅があり、生活施設も整っています。歴史的には8世紀編纂の『豊前風土記』に登場し、古くから銅が採れた採銅所地区には登録有形文化財の採銅所駅舎があります。また、筑豊ラーメン「山小屋」を展開するワイエスフード株式会社の本社所在地でもあります。

添田町では縄文時代から定住が始まり、大字津野の縄文後期遺跡からは糸魚川産とみられる翡翠大珠が発見されています。英彦山は羽黒山・大峰山と並ぶ日本三大修験道の霊場で、江戸時代には「彦山三千八百坊」と称されるほど隆盛し、約3,000人の宗徒と800以上の坊舎がありました。現在は英彦山スロープカーの整備により、銅鳥居から英彦山神宮まで約15分でアクセスでき、幅広い世代が参拝しやすくなっています。

糸田町は農業が盛んで、この地域の稲作を支えている泌川の上流には「秘泉」があります。田川市との境に近い水田地帯に石の鳥居と石垣をめぐらせた小さな池で、関の山一帯に降った雨水が地下の石灰岩水脈をくぐりぬけて湧出するこの泉は古来から生活用水として、またかんがい用水としてその歴史は1300年以上にわたります。現在では周辺の公園化を行い、町民の憩いの場として整備されています。

川崎町は川崎町出身の民謡歌手・赤坂小梅さんが「炭坑節」などを全国に広めたことが有名です。町では例年秋に「かわさきパン博」が開かれ、多くの来場者で賑わいます。また、町内には町指定史跡の「戸山原古墳1号墳」があり、福岡西方沖地震で被害を受けましたが修復され、良好な状態で保存されています。

大任町には出雲神社の分神である出雲神社があります。縁結びの神として有名で、初詣には良縁を願う参拝者が訪れます。隣には竜神様を祀った松永竜神もあり、家内安全・商売繁盛・子孫繁栄にご利益があるといわれています。また、温泉に入れる道の駅として2010年にオープンした「道の駅おおとう桜街道」は日本最大級の道の駅となっていて、オープン当時有名になった「一億円のトイレ」があります。

赤村は唯一炭坑がありませんでした。このため近代化による開発の影響を受けず、古くからの自然環境が広がっています。土地は肥沃で昔から良質米が生産されており、山間部一体では、緑と清流が作り出した素晴らしい景観に恵まれています。

福智町に現存する数少ない炭鉱遺産のひとつとしてある九州日立マクセル赤煉瓦記念館は、二階建てでありながら、通りに面した一部が三階建てのように見える点が特徴です。二階の天井を取り払ってむきだしになっている鉄骨は、ボルトやナットを使わないリベット固定手法で建設されており、戦艦大和で用いられたのと同じ手法の構造を見ることが出来ます。

田川郡では少人数学級編成による個に応じたきめ細やかな指導や国内外の子どもたちとの相互交流を行うなど、子育て・教育支援に力をいれています。７つの町それぞれに小中学校が揃っていますが、中学校が１校しかない町もあり通学の面で注意した方がいいかもしれません。川崎町や福智町では小中学校がバランスよく点在しているので、通学の面では心配はいらないかもしれません。しかし、人口の減少に伴い学校が統合化されているところもあるので確認が必要です。
各町では子ども医療費助成制度が整備されており、多くの町では中学校3年生までの入院・通院ともに無料となっています。福智町や添田町などもこの制度を導入しています。
また、松本病院をはじめ、複数の医院・病院が地域に点在しており、急なケガや病気の際にも比較的対応できる体制が整っています。

最近ではSNSやホームページに写真付きで実例を載せている会社も多いので、それらを参考に気になる施工事例や建築素材があれば気軽に問合せをしてみるといいかもしれません。
ホームメーカーや工務店にカタログや資料請求などしてみるのもおすすめです。カタログは自宅まで届けてくれて、会社の詳細をゆっくり見ることが出来るのでおすすめです。
気になる会社が絞れて来たら見学会やモデルハウスを見にいくことも重要になっていきます。実際に来場してみて、どんな断熱材を使っているか、どんな耐震構造なのか、壁や床はどんな素材を使っているか、湿気対策はどうしているか・・・などその会社の特徴がすべてわかります。間取りや生活動線・収納・お客様のイメージするリビング（LDK）や子供部屋・寝室・書斎・駐車場・㎡数や面積・お気に入りの家具や棚の必要な大きさなど、設計士さんと実例やサンプルを見て体験していると今後打合せをする際に、具体的にイメージしやすくなります。
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誰もが今より快適な住まいでの「幸せ」を求めてマイホーム購入を検討しますが、決して安い買い物ではありません。予算や希望を担当者としっかりと相談し、夢のマイホームを実現させてください。