POINT 1 3LDKの一軒家を建てる場合の建築費用　値段　相場のポイント

費用・値段については「建物の構造」「設備」「広さ」「場所」「建築工法」などによって変わります。ですからお客様の選択によって建築費用は様々です。
例えば、平屋と2階建てでは平屋の方が高い傾向にあります。2階部分の延べ床面積を1階に建築することになるため、その分横に広がった土地代、基礎工事、屋根の費用がかさむという理由からです。
また、建築する場所が「工事をしやすい土地なのかどうか」という点もポイントです。工事の際にはトラックで様々なものを運ぶ機会が多いのですが、大きな道路に面しているか狭い道に面しているかによって使用できるトラックのサイズが変わります。トラックの行き来する回数が多いほど、運搬費用がかさむことになります。
次に相場についてはおおよそですが、坪単価65万円／坪以上からではないでしょうか。こちらは家の広さや建築資材・設備のレベルによって変わります。更に、新型コロナウィルスの影響により、世界的に資材価格が高騰しており、その都度タイミングによって変動しています。

POINT 2 3LDKに必要な敷地面積について知っておくべきこと

では、仮に、３LDKの注文住宅を建築する場合、建物部分だけではなくある程度の敷地面積のある土地が必要になります。もちろん、土地の形や地域によって条件が異なりますので、必要な敷地面積は変化しますが、駐車場２台分の確保が必要であったり、子どもたちとバーベキューを楽しめるくらいの庭を作りたいとなると、最低でも延床面積＋15坪以上の敷地面積が望ましいと言われています。

POINT 3 二人暮らし向け3LDKの面積は？

新築一戸建ての３LDKにも様々なタイプがありますが、部屋割りの観点から、ご夫婦二人暮らしの場合の３LDKを考えてみましょう。一般的には、LDKと寝室を設けますので、残り二つの部屋にどのような役割をもたせるかが鍵になります。仮に、趣味の部屋にされたり、ご夫婦それぞれのワーキングスペースを作られるなど用途が決まっていれば、３LDKはおすすめの間取りと言えます。もし、普段は使わない部屋が出てくるようであれば、延べ床面積の縮小やリビングを広くするなどの案も考えられると良いかもしれません。
ちなみに、CRATCHでは敷地面積40坪以上・延床面積25坪～30坪を目安にプランニングされる方が多いようです。

POINT 4 3人家族向け3LDKの面積は？

近年ずいぶん定着した間取りとして、リビング横に区切られた和室が挙げられます。普段はお部屋をくつろぎスペースとして開放し、来客時には戸を閉めて客間として使う使い勝手の良い間取りです。仮に、ご夫婦＋お子様一人のご家族構成の場合、LDKと寝室、子供部屋、和室（客間）の３LDKとなります。ちなみに、近年のテレワークの普及から、客間ではなく書斎を希望される方も多くいらっしゃいます。CRATCHで建築された3人家族の３LDKの間取りのお家も敷地面積45坪以上・延床面積25坪～35坪を目安にプランニングをされる方が多いようです。

POINT 5 4人家族向け3LDKの面積は？

一方、夫婦２人+子供２人のファミリーの新築一戸建ての場合の延べ床面積も大体25坪～35坪くらいの方が多く、３人家族と大差はありません。居室3部屋は寝室と子供部屋２部屋という間取りを採用する事が多いようです。ちなみに、最近はリビングやスタディスペースでの勉強を想定したご家庭が多く、子供部屋での勉強を想定してないご家庭が多いこともあり、子供部屋の広さをそんなに求められない方が増えてきています。

POINT 6 ランドリールームも増えてきた？注文住宅の間取りの特徴

いかがだったでしょうか？このように最近の注文住宅では、ウォークインクローゼットや納戸、パントリー、シューズクロークなどの収納関連のお部屋と、ランドリールーム、洗面室、脱衣室などの水回りに関連するお部屋に従来よりも広めのスペースを割り当てる方が増えてきています。また、これらの動線は出来る限り短く、機能的になるよう設計依頼されることが多いです。実際にお話を伺うと、日々の家事のご負担を減らすことを目的で考えられていることが一つ、また、ランドリールームについては花粉やPM2.5の影響や防犯目的などで部屋干しされるご家庭が増えていることも理由であることが多いようです。今後の間取りを考える際の参考にされてください。