デザインと機能が調和した魅力的な店舗兼用住宅の世界

明るさと落ち着きが共存する、色彩豊かな店舗兼用住宅

店舗部分は明るいブラウン系の塗り壁材です。一方、住居部分はシックな色合いで落ち着いた配色でコントラストがはっきりしています。

自然光と照明が作り出す、最適環境の美容室

こちらの店舗は美容室。店内は自然光を取り入れつつ、光のバランスがとれるように配慮した照明。

格子窓が描く絵画のような景色:自然と窓の調和が生む美

格子タイプの窓には存在感が生まれ、屋外の景色との相乗効果で窓全体がキャンバスのような雰囲気に。

美と木のぬくもりが融合する癒しの美容室インテリア

美容室に来られるお客様にとって居心地の良いように木質系のインテリアを配置。木には癒しの効果があることが立証されています。

プライバシーを守る設計:店舗から見えない住居部分への動線

店舗部分と住居部分をはっきり区切るために専用動線を構築。店舗側からは見えないように設計されています。

休日に会話を楽しむためのバーカウンター風キッチンの設計

キッチンには造作カウンターを設置。バーカウンターのような使い方もできるので、休日にはご家族や友人と会話を楽しめる空間に。

吹抜けとあらわし梁による豪華さと重厚感の融合

吹抜けはお部屋を明るく開放的にするだけでなく、豪華にみせます。さらに、吹抜けに床材の色とマッチしたあらわし梁があると重厚感が増し、より一層豪華にみえます。

全体のコーディネートと調和するインダストリアルなスケルトン階段

スケルトン階段でインダストリアル感を演出し、全体のコーディネートを邪魔しないように。

施工のポイント

店舗スペースは、効率的な作業環境と顧客間の適切な距離感を保つために精緻に設計されています。一方、プライベート空間は人々が集まる場としての魅力を最大化するため、バーカウンターの造作などの独自の施工が施されています。この二つの空間はそれぞれの目的を達成するために、緻密に考え抜かれ、手がけられたものです。

このお家の性能値

断熱数値(Ua値) : 0.44W/m²・K(基準値 : 九州 0.87 北海道 0.46)
気密数値(C値) : 0.7cm²/m²(過去基準値 : 5)

断熱数値(Ua値)について

Ua値とは住宅の断熱性能を数値的に表したもので、外壁や天井・床などの住宅の各部位の「熱損失量」を合計し、その熱損失量を、住宅の外側の総面積である「総外皮面積」で割って計算します。Ua値の値が小さいほど断熱性能が高い住宅ということになります。

気密数値(C値)について

C値とは隙間相当面積(すきまそうとうめんせき)のことで、家の気密性(隙間の量)を示す指標です。家全体にある隙間面積(㎠)を延べ床面積(㎡)で割ったもので、この数字が小さいほど気密性が高くなります。つまり、現場の施工精度ということもでき、「家中の隙間を集めるとどれくらいになるのか」を表す数値になります。

DATA

所在地 福岡県
施工面積 122.79㎡/37.15坪
間取り 4LDK
構造 木造在来
面積 111.38㎡/33.70坪
工期 130日
施工費用 3000万円前後

 

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