おしゃれなお家を建てる工務店
  • 住宅全般
  • 公開日:2023.10.6
    更新日:2023.10.6

おしゃれなお家を建てる工務店

家づくりは、私たちの人生の中で最も大きな決断の一つと言えるでしょう。注文住宅を検討する際、多くの方はデザイン、予算、性能、そしてハウスメーカーや工務店との信頼関係に注目します。この記事では、工務店を中心に、いかにして『デザイン性が高くおしゃれ』に建てるかを実現するためのステップやポイントを紹介します。

『デザイン性が高くおしゃれ』に建てるためのポイント

適切な工務店や建築家の選び方

住宅の設計や施工には専門的な知識や経験が必要です。建築家やハウスメーカーそして工務店など、多くの選択肢があります。エリアごとに存在する工務店や建築家は、得意とするスタイル、価格、性能などがあります。自分たちの要望や価格帯に合ったところを選ぶことが大切ですが、それぞれどのような特徴があるのかをご紹介します。

建築家

建築家は民間資格です。一級建築士免許を取得後、5年以上の実務経験が必要で、倫理性や建築や都市の文化的水準を高める資質・能力を有するなどの条件を満たす必要もあります。建築家と言っても知名度や得意分野はさまざまです。自由度の高い建築家の家づくりは、設計契約に対する設計料がかかります。そのため、設計だけに対する予算設定が必要で、事前の情報収集が必要です。

ハウスメーカー

社内に建築士が常駐しており、建物の設計や申請業務などを行います。全国各地に住宅展示場や工場があり、独自のシステムや商品を持つところが多く、設計にもその特性が活かされています。プランはセミオーダー中心で、設計の自由度は低いと言われています。また全国CMなどで有名なため、安心感を得られます。安心感とブランド力で選ぶならハウスメーカーがおすすめです。

工務店

社内に建築士が常駐し建物の設計や申請業務などを行いますが、建築士は1名から数名の規模であることがほとんどです。一般的に、現場作業や地域の実情に精通した人材が多いと言われています。デザインや間取りの自由度が高く、良いものがお得に抑えられている場合が多いようです。そのような理由から利用者が多いところもポイントの一つです。一方で、技術革新などについては、各社対応が様々で技術力の見極めが必要です。

デザインのイメージを明確にする

工務店やハウスメーカーなどの選択肢があることを確認した後に必要なことがあります。それは自分たちの好みやスタイルを明確にすることです。判断材料として、モデルハウスや各社ホームページの施工事例を参考にするのも良い方法です。

デザインのイメージを明確にするメリット

シンプルな外観を求めるのか、それとも自然素材を取り入れた自然体のお家を希望するのかは、個人の好みによって異なります。間取りなどを決定する前に、外観や内観のイメージがしっかりしていれば、後の会社選びをスムーズに進めることができます。

具体的にどのようなスタイルがあるのか?

フレンチスタイル

フレンチスタイル

フレンチスタイルは雨の多い北フランスと地中海性気候のカラッとした南フランスで建築様式が異なります。北フランスは雨水を流しやすくするために雨が流れやすいように平たいプレート型の瓦を使用し、屋根の勾配がきつくなっています。とんがり屋根のシャトースタイルが多いのも特徴のひとつです。

プロヴァンス風

プロヴァンス風

一方、同じフランスでも地中海寄りの南部フランスの様式は、プロヴァンス風と呼ばれます。プロヴァンス風住宅の最大の特徴は、青空と緑に映える明るい色の外壁とカラフルな瓦屋根です。 白やベージュの漆喰壁は、強い日差しをはじき、温度・湿度を調整してくれます。  屋根はオレンジや褐色などの鮮やかな色合いで、瓦の形状はS字型で曲線的な瓦が使われることが多く、伝統的なフランス瓦やスペイン瓦が用いられます。

北欧風

北欧風

北欧スタイルの家は、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークなどの北欧諸国の住宅デザインやインテリアに影響を受けたスタイルです。

北欧は緯度が高いため、冬が長く日照時間が短い気候です。一部の地域では一日中薄暗い白夜、一日中太陽が昇らない極夜が存在します。北欧風の家は、採光性が高い壁、暖色系の色、シンプルかつ機能的な家具を多く使用するという特徴があります。

和風

和風

和風住宅は、真壁工法のように柱や梁を露出させた仕上げと、床に畳を使用することが特徴的です。 特に、真壁工法は日本家屋の伝統的な建築工法で、1000年以上前に建てられた寺社仏閣のほとんどが真壁造りです。また、外観は軒が長いのが特徴で、その美しさだけでなく日差しを遮る知恵が受け継がれているのも特徴の一つです。

和モダン

和モダン

和のテイストを取り入れた現代風のデザインです。落ち着きがあっておしゃれな家として人気があります。古来からつたわる和風デザインと、現代的でスタイリッシュなテイストを融合させたデザインのことです。

シンプルモダン

シンプルモダン

シンプルモダンな家は、余計なものを省いた無駄のないスタイリッシュさが魅力です。素材を生かし、洗練された美しい家を持ちたい方におすすめのデザインです。シンプルモダンの外観は、直線的なシルエットかつ余計な装飾を省いたデザインとなっており、洗練されたイメージがあります。 

ナチュラルモダン

ナチュラルモダン

ナチュラルモダンスタイルとは直線的でスタイリッシュな現代的デザインのインテリアに、木などの自然素材を掛け合わせたインテリアスタイルのことを言います。現代的で新しいモダンスタイルと人肌に馴染むナチュラル要素の特徴をスタイリッシュに調和させることで、これからの日本の住環境にも合う、幅広い世代から支持されやすい住まいになります。

アメリカンスタイル

アメリカンスタイル

アメリカンスタイルは注文住宅の中でも人気が高いデザインですが、カントリー・西海岸・モダンなどバリエーションはさまざまあります。平たく長い板状のサイディングを重ねながら貼り合わせたラップサイディングや屋根で覆われた玄関ポーチやデッキを指すカバードポーチが定番のスタイルです。

インダストリアルスタイル

インダストリアルスタイル

剥き出しにした鉄骨柱、レンガ壁、わざと露出した配管などをインテリアに取り入れてコーディネートしたものがインダストリアルスタイルです。機能美や無骨でかっこいいデザインとして、スチールやコンクリートをむき出しにしたデザインから、あえて無機質な素材をそのまま楽しむスタイルです。

おしゃれなお家を建てる工務店をみつけるおすすめ方法とは?

おしゃれなお家を建てる工務店をみつけるおすすめ方法とは?

家づくりの際、おしゃれなお家を建てられる工務店を見つける方法ですが、最近では、インターネットやSNSを活用して情報収集するのが一般的です。

評判や実績の確認①

口コミや評判、モデルハウス見学や完成見学会の参加などを通じて、工務店の実績や評価に対する理解を深めることができます。口コミや評判であれば、施主の要望に対して、工務店がどれくらい応えてくれたかに関する記述が役に立ちます。

評判や実績の確認②

普段から、好みの雰囲気や気に入ったデザインがあれば、映像として残すことをおすすめします。先程の口コミや評判と、ご自身が体験されたビジュアルを組み合わせて確認することができ、工務店やメーカーに対する理解が深まるからです。

対応力

工務店のスタッフとのコミュニケーションがスムーズか、要望に応えられるかは大切です。要望をデザインに取り入れるためには、コミュニケーション力や知識、経験、技術力が必要です。どれだけ要望を実現してくれたかは、口コミや評判をチェックすると満足度で、ある程度の判断ができます。

インスタで人気のセンスのいい工務店

インスタグラムは、写真や動画を中心にしたSNSで、そのビジュアル性から住宅業界でも非常に人気があります。ハッシュタグを使って、気になるスタイルやデザインを検索すれば、人気の工務店やその施工事例を簡単に見ることができます。また、フォロワー数やいいね!の数からも、その工務店の人気や実績をある程度、推測することができます。

デザイン性の高いホームページの工務店

ホームページは工務店の顔とも言えるもの。デザイン性の高いホームページは、その工務店のセンスや考え方を反映していることが多いです。また、ホームページには施工事例や、お客様の声など、これから家づくりをする人にとって、工務店の実績や信頼性を示す情報が満載です。こうした情報を基に、自分たちの理想に近い工務店を探すことができます。

施工事例から判断できること

工務店にもそれぞれ得意とするテイストがあります。ご自身が希望するテイストが施工事例にあるのかを事前に確認することで、施工時の安心感が増してきます。

予算の設定

家づくりにはさまざまなコストがかかります。土地の価格、建築費、内装や設備の費用など、全てのコストを明確にすることで後悔のない家づくりができます。工務店に依頼する際、自分たちの予算内で理想の家を建てることができる工務店を選び、最適な提案を受けるようにしましょう。

素材や性能の選び方①

デザインだけでなく、健康的な暮らしを送るために自然素材や環境にやさしい材料を使いたいという要望も多いです。また、耐震性能や断熱性能は、住んだあとの安全性、快適性、経済性に関わってくるため、これから住宅を建てる方にとって非常に重要です。こうしたニーズに応えるため、工務店では多種多様な素材や性能を提供しています。

素材や性能の選び方②

自然素材については床、壁、断熱材など様々な部分で使われており、種類も豊富です。また、製品に応じて、いろんな特徴があり、ご自身に合ったものを選ぶ必要があります。お気に入りの工務店で何を使っているか、なぜその素材を使っているかを確認すると、会社の考え方に触れることができます。

素材や性能の選び方③

日本には約2,000もの活断層があり、4つのプレートに囲まれた地震の多い地域です。そこで暮らす私たちにとって、耐震性能は関心の高い内容です。重要なのは耐震等級3であることや、許容応力度計算などの構造計算を経た建物であることです。

素材や性能の選び方③

断熱材は、断熱材の種類に応じて様々な特徴があります。気になる工務店の採用する断熱材の特徴や工法を尋ねるとよいでしょう。また、施工実績から得られるUa値やC値の平均値などを通じて断熱性能などを判断すると良いかもしれません。

実際の工程

設計から施工、そして完成まで、工務店やハウスメーカーとの連携が不可欠です。設計の段階でのコンセプトが、施工段階でしっかりと実現されるよう、事前の打合せや工夫が必要です。

メリットとデメリット

工務店を選ぶことのメリットは、地域に密着したサービスや、設計の自由さや柔軟な対応が期待できるところにあります。一方、大手ハウスメーカーには、豊富な実績やノウハウ、そして大規模な事務所や営業体制があります。どちらを選ぶかは、それぞれのニーズや価値観によって異なります。

完成見学会の活用

多くの工務店やハウスメーカーが完成見学会を開催しています。これは、新しい住宅の性能や設計を直接体感できる貴重な機会です。予約して参加することで、理想の住まいのイメージをさらに具体化できます。

小さな工務店なぜ安い?

大手ハウスメーカーよりも小さな工務店の方が、価格面でのメリットを感じることが多いです。これは、小さな工務店が大規模な広告費や経営コストを抑えられるためです。また、地域に根ざした営業活動をしているため、地域のリアルなニーズに応えた提案が可能となるからです。

小さな工務店に何ができる?

小さな工務店は、柔軟な対応やオーダーメイドの家づくりが得意です。個別の要望やこだわりをしっかりと取り入れ、一つ一つの家を大切に造る姿勢が、多くの家づくりを検討している人たちに支持されています。

工務店にコンセプトは必要か?

コンセプトは、その工務店の方針やビジョンを明確にするもの。おしゃれな家を建てるためには、その工務店のコンセプトや哲学に共感することが大切です。コンセプトが明確な工務店は、一貫したスタイルや品質を持っており、期待通りの家づくりが実現しやすいと言えます。

信頼できる工務店で注文住宅を建てるには?

信頼できる工務店を選ぶためには、その実績や評判をチェックすることが大切だと先に述べました。口コミサイトやSNSでの評価、紹介文などを参考にした後は、実際に工務店を訪問してみましょう。スタッフや営業担当者との対話を通じてその信頼性を確かめることができます。

まとめ

おしゃれな家を建てるためには、明確なイメージや計画、そして適切なパートナー選びが欠かせません。工務店やハウスメーカーとの信頼関係を築くことで、安心して快適な住まいづくりが実現します。一生に一度の大切な家づくり。しっかりと準備し、最高の住まいを手に入れましょう。

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