夢の家探しの第一歩!住宅展示場と見学会の魅力と活用法
  • 住宅全般
  • 公開日:2023.9.6
    更新日:2023.9.6

夢の家探しの第一歩!住宅展示場と見学会の魅力と活用法

目次

住宅展示場を取り巻く環境

住宅展示場を取り巻く環境

福岡県内の住宅展示場について

福岡県は福岡、北九州、筑豊、さらに筑後の4つのエリアに分けることができます。住宅展示場は、福岡エリア、北九州エリア、筑後エリアを中心に多数の住宅展示場が存在しています。その中でも特に目を引くのは、hit住宅展示場とKBC住宅展示場に代表される大手ハウスメーカーが集結する展示場です。これらの場所では、10社ほどのハウスメーカーが集結し、効率的にモデルハウスを見ることができます。

なぜモデルハウスはエリアごとにあるのか

建築業は、完成品をすぐ手渡しするものではなく、何度も現場訪問が必要です。遠い場所だと交通費が掛かり、コストが上がるため、ハウスメーカーはエリアごとに展示場を設けていると考えられます。

福岡や北九州のエリアのモデルハウス

福岡や北九州では、土地情報が複雑で量も多いため、担当者は常に新しい情報に精通している必要があります。このため、効率を考えると、住宅展示場は人口の多い地区に集められていることが多いです。

モデルハウスの最大の特徴

モデルハウスの最大の特徴は、実際に体感できることです。パンフレットやホームページの写真だけでは伝わらない空間に対する感覚や、実際の家のサイズ感を把握することができます。また、どのような住宅設備が流行っているのかなどの確認もできるので、ご自身の注文住宅を建築する際の参考になります。

様々なイベント開催がされています

住宅展示場では、さまざまなイベントが開催されています。休日に家族連れで訪れる人たちをターゲットに、子どもたちが喜ぶキャラクターショーが行われることも少なくありません。大人はモデルハウスを見学し、子どもたちはキャラクターと触れ合ったり、プレゼントをもらったりすることができます。さらに、特定の時期には託児コーナーも設けられており、小さな子どもを持つ親たちも安心して展示場を楽しむことができます。

住宅展示場を訪問する前に

住宅展示場を訪問する前に

住宅展示場を訪問する際には①

イベントが開催される週末や休日など、混雑が予想される日は事前の予約やイベント情報の確認がおすすめです。多くの住宅展示場ではメールやTELで簡単に予約ができます。これにより、スムーズに展示場を見学することができ、待ち時間を減少させることができます。

住宅展示場を訪問する際には②

住宅展示場を訪れる際のポイントですが、いくつかの視点を持って訪れるとよいでしょう。例えば、実際に住む家としての機能性はもちろんのこと、日々の生活を快適にするための設備や、デザイン、価格など、自分たちのライフスタイルに合った家を選ぶことが重要です。

住宅展示場で注意すること①

展示場の住宅は実際に建てられるサイズよりも大きく、設備も豪華な傾向があるので注意が必要です。「展示場だと、すべてがゴージャス過ぎて現実味が全くない」という声も耳にしたことがあるかも知れません。実際の家づくりをされる際には、展示場の家とは少し異なる点もあるため、そのような点もしっかりと見極める必要があります。

住宅展示場で注意すること②

一般的に展示場は豪華です。様々なコンセプトの展示場があり、私たちも心が魅了されてしまいます。住宅を持ちたいという動機付けには必要なものですが、一方で、設備や仕様や広さはご自身が建てようとする住宅に必要なものなのか、予定金額内に収まるのか冷静に考えることも必要です。

住宅展示場で注意すること③

各部屋にあるエアコンを一日中フル稼働にしている展示場もあります。一方で、エアコンを一、二台だけ稼働している展示場もあります。エアコンの台数は一つの目安になりますが、実際の住まいとして、住宅性能を体感で比較することは難しいかもしれません。

住宅展示場で注意すること④

目安となるのは、Ua値やC値などの性能値の平均値です。体感だけではなく、Ua値やC値などの平均的な性能値を尋ねてみることは、住み始めてからの過ごしやすさや経済性に直結するので重要です。

住宅展示場で注意すること⑤

他に覚えておかないといけないものが多く、Ua値などの数値は把握しづらいという方には、2022年10月からは新たに断熱等級6と7も設定されましたので、こちらの等級を目安にするのも有効な手段の一つです。

完成見学会や住宅見学会について

完成見学会や住宅見学会について

完成見学会や住宅見学会について

住宅を購入する過程において、展示場での見学は非常に役立つものですが、それと同じくらい、もしくはそれ以上に価値があるのが「完成見学会」や「住宅見学会」です。これは、新しい住まいが完成したタイミングで開催される一般公開のイベントで、福岡県内や北九州市内でも多数のハウスメーカーや工務店が行っています。

完成見学会が注目される理由

なぜ、完成見学会がここまで注目されるのか。それは「等身大の家」を実際に体感できるからです。展示場で見る家はあくまで「模型」や「サンプル」としての性質が強く、実際に建てる家とは異なっていることがほとんどと言えるでしょう。しかし、完成見学会で公開される家は、これからお客様に実際に引き渡されるものです。そのため、見学する側は家の実際のサイズや、設備、仕上がり具合をダイレクトに感じ取ることができます。

完成見学会の背景とメリット

完成見学会の背景とメリット

工務店やハウスメーカーが完成見学会を積極的に行う理由とは

工務店やハウスメーカーが完成見学会を積極的に行う背後には、施工者の「品質への自信」が見え隠れします。言い換えれば、良質な家を建てて完成した結果として、それを多くの人々に見てもらいたいという気持ちが強いとも言えるでしょう。

完成見学会の利用の仕方①

ご自身が完成見学会に参加してみたいと行動に移した場合、疑問に思ったことをどんどん担当者に聞くことが重要です。また、たとえ一社であっても、いくつかの完成見学会に参加されることをおすすめします。

完成見学会の利用の仕方②

注文住宅には土地、予算、法的制約などの条件があります。これらの条件の中で、施主が間取りや動線についてどのように考えたのか、担当者に聞いてみるといいでしょう。これは将来、住宅を建てる人にとって役立つ情報となります。

完成見学会の利用の仕方③

どのようなデザインが好みかは、各個人によって異なります。数件の完成見学会を訪問することで、さまざまな外観や内観、アイデアなどを垣間見ることができます。ご自身の後のマイホーム計画に役立つでしょう。

完成見学会の大きなメリット①

完成見学会を予定している物件は、その工程全体がより厳しく監視されます。良質な職人が選ばれ、現場監督も日々のチェックを徹底的に行います。このような状況下で行われる工事では、手抜き工事が行われることはほぼ考えられません。

完成見学会の大きなメリット②

完成見学会は、消費者にとっても大きなメリットをもたらします。それは、家づくりにおける透明性が増すことです。どのような家が建てられるのか、その品質はどの程度なのかを、直接確かめることが出来るチャンスとなるからです。

完成見学会の大きなメリット③

完成見学会では、実際に住むことになる家の「生活感」も感じ取ることができます。例えば、日当たりの良さや、風の通り道、部屋の広さや間取りの使い勝手など、日常生活におけるさまざまなシーンをイメージしながら見学することができます。

完成見学会の大きなメリット④

完成見学会では営業担当がその住宅が出来た背景や、設計上の意図を実際に目で見ながら案内されます。案内の途中で、疑問に思った点を質問し、解消することで住宅に対する知識が増し、ご自身の理想の住宅が具体化するのに役立ちます。

住宅購入者と提供者双方にとって有益

最終的に、完成見学会は、住宅購入者と提供者双方にとって有益なイベントとして、これからもその価値を発揮していくことでしょう。

上級者向け?完成見学会の詳細なチェックポイントと施主としての注意点

上級者向け?完成見学会の詳細なチェックポイントと施主としての注意点

完成見学会は、新築住宅やリノベーションの後の家を直接体感できる貴重な機会です。しかし、ただ見るだけではなく、実際に住む際の生活の質を向上させるための重要なポイントがあります。

基本的なチェックポイント

1. 室温の快適性

特に日本のような四季の変動が激しい国では、室温の快適性は非常に重要です。夏は涼しく、冬は暖かい。このバランスを感じ取るためには、断熱材の品質や窓の二重サッシやトリプルサッシなどの存在を確認すると良いでしょう。

2. 素材の雰囲気

家の雰囲気は、使用されている素材によって大きく変わります。例えば、無垢材フローリングは、温かみや質感の心地よさや重厚さを感じられます。また、塗り壁や壁紙はデザインや色によって部屋の雰囲気が大きく左右されます。さらに、キッチンやお風呂などの水回りの設備も、メーカーによってデザインや使い勝手が異なるので参考になります。

3. 造作の仕上がり

造作家具のデザイン性や収納スペースの位置は、日々の生活環境に影響を与えます。その仕上がりや配置は、日々の生活をスムーズにするために重要なポイントとなります。

4. 採光と開放感

窓の配置や吹き抜けの有無によって、部屋の明るさや開放感が変わります。日差しが十分に入る部屋は、気分を明るくするだけでなく、冬場の室内気温を上昇させる効果があります。

5. 収納スペースと動線

物の多い現代は、収納スペースの確保は必須です。その配置やサイズをチェックすることで、後々の生活がより快適になります。また、キッチン、リビング、寝室といった主要な部屋の動線がスムーズかどうかを確認することで、日常の移動が効率的に行えるかを確かめることができます。

6. 遮音性

断熱材や窓の性能により、遮音性や吸音性が異なってきます。遮音性とは、室外から室内へ侵入する音、室内から室外へ漏れる音をどれだけ遮るかを表す性能値です。吸音性とは特殊な素材を使って、文字通り音を吸収することで騒音を軽減させる防音対策方法のひとつです。屋外と室内の音を比較して、どれくらいの違いがあるかを確認すると良いでしょう。

高度なチェックポイント

1. 壁紙のつなぎ目

壁紙のつなぎ目が目立つと、それだけで部屋の印象が下がってしまいます。綺麗に施工されているか、注意深く見ることが求められます。

2. 建具の動き

ドアや窓の開閉時の動きはスムーズか、またはきしみやガタつきがないかをチェックしましょう。

3. 床の音

特に木造住宅では、床のきしみが気になることがあります。実際に歩いてみて、その音を確かめることが大切です。

施主としての立場でのポイント

もし、あなたが将来、施主として新築を考えているなら、工事中の現場訪問は非常に有益です。

1. 工事中の現場訪問

現場を訪問することで、どのような職人さんがどのように作業を進めているのかを確認できます。ただし、職人さんの仕事は危険を伴う作業や、特に集中力を要する作業を行うことも多々あります。タイミングを見計らって声をかけることが重要です。コミュニケーションを図ることで、施主側の知識の蓄積や納得感の向上のために役立つでしょう。

2. 現場の安全性

現場が工事中であれば、機材や材料が散乱していることもあります。また、搬入業者さんが部材などを搬入した後であれば、スペース的に動きづらいことや、職人さんの作業によっては、足元が滑りやすくなる場面も考えられます。そのため、訪問の際は十分な注意が必要です。事前に担当者に連絡をして、訪問の日程を調整することが望ましいです。

現場訪問の意義

施主として現場訪問をすることで、コミュニケーションが図れ、お互いにどのような人物かを知ることができます。また、ほとんどの職人さんは「良いものをつくろう」とする意識に満ちているので、会話をすると安心感が生まれることでしょう。

最後に

住宅市場は日々進化しており、多様なニーズに対応しています。完成見学会は、消費者とハウスメーカーや工務店との信頼を築く大切な機会です。住宅選びは多くの人にとって一生に一度の大きな決断ですが、展示場だけでなく、完成見学会も活用して、理想の家を見つけてください。

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